ずっとランニング

総務省は、財政が破たんの懸念がある「早期健全化団体」(＝破たんの警告段階)に
全国の21市町村を認定した。　

行政サービスの縮小や住民負担の増大につながる可能性があるそうだ。　

以下　日経新聞より

総務省が２日公表した自治体の財政指標によると、九州７県内の全自治体が2008年度決算で早期健全化基準をクリアした。ただ30市町村で実質公債費比率が18％を超え、地方債の起債に国の許可が必要となる。九州の自治体は長引く不況で税収の落ち込みが大きく、綱渡りの財政運営が続いている。基準をクリアした自治体でも財政再建が急務となっている。

　実質公債費比率が18％を超えた市町村は県別では福岡で５、佐賀で７、長崎と熊本でそれぞれ２、宮崎で４、鹿児島で10あった。 25％を超えると破綻寸前とされ国から財政健全化計画の策定などを義務付けられる。沖縄県では伊平屋、座間味、伊是名の３村が27～29％となり、前の年度に続き「早期健全化団体」となった。

　地方財政健全化法による健全化の指標は実質公債費比率のほか、実質赤字比率、連結実質赤字比率、将来負担比率の４種類。１つでもクリアできないと「早期健全化団体」となる。さらに基準を大きく上回ると「財政再生団体」として国の厳しい監視下に置かれる。